説明
Cloud SQL で必要な自動バックアップが無効だと、障害、操作ミス、更新失敗の後にデータを復元することが難しくなる場合があります。設定の省略だけで実際のバックアップ状態を判断せず、適用された構成と最近の成功履歴を確認してください。
高可用性のレプリケーションはバックアップを代替せず、自動バックアップの有効化だけでポイントインタイムリカバリまで構成されるわけではありません。
想定される影響
- 最近の復元ポイントがないと、データ損失やサービス中断が大きくなる場合があります。
- バックアップがあっても復元をテストしていなければ、必要な時間内に復旧できない可能性があります。
対処方法
- 復旧目標に合わせて
settings.backupConfiguration.enabled: trueを設定し、スケジュールと保持期間を構成してください。ポイントインタイムリカバリが必要な場合は、エンジンに応じた追加設定も確認してください。 - バックアップの成功を監視し、定期的に復元をテストしてください。バックアップと復元の権限も、必要な担当者に限定してください。
例
サポートが終了した Deployment Manager 形式のインスタンス設定の抜粋です。現在サポートされているツールで、実際のエンジン、バージョン、リージョンに対応するマシンタイプと、省略した必須設定を用意してください。
変更前
yaml
resources:
- name: sql-instance
type: sqladmin.v1beta4.instance
properties:
settings:
tier: db-custom-1-3840
変更後
yaml
resources:
- name: sql-instance
type: sqladmin.v1beta4.instance
properties:
settings:
tier: db-custom-1-3840
backupConfiguration:
enabled: true
説明:
- 変更前: 自動バックアップ設定を省略しています。インスタンスの実際のバックアップポリシーと他の復元手段を確認する必要があります。
- 変更後: 自動バックアップを明示的に有効にします。保持期間、成功履歴、復元手順も確認する必要があります。