説明
Redis OSS、Valkey、Memcached は機能や運用方法が異なります。組織が特定の機能や保護構成を要求する場合、選んだエンジンがその基準を満たす必要があります。ただし、Redis OSS を使わないことだけで、他のエンジンが安全でない、または規則に違反すると判断することはできません。
想定される影響
- 必要なキャッシュ機能や認証・暗号化を利用できない場合があります。
- 互換性を確認せずに変更すると、クライアントのエラーやデータ損失につながる可能性があります。
対処方法
プロトコル、データ構造、保護要件に合うエンジンを選んでください。Redis OSS が必要なら engine = "redis" を使い、適切なネットワーク、認証、バックアップを設定してください。他のエンジンも要件を満たせば使用できます。変更前にリソースの置換とデータ移行を確認してください。
例
Memcached と単一ノード Redis OSS の構成を抜粋しています。Memcached の変数には対応するバージョンを指定し、エンジン別のパラメーターグループとネットワークは別途設定してください。ポートとクライアント設定も各構成に合わせてください。
変更前
hcl
resource "aws_elasticache_cluster" "example" {
cluster_id = "cluster-example"
engine = "memcached"
node_type = "cache.m4.large"
num_cache_nodes = 1
engine_version = var.memcached_engine_version
port = 6379
}
変更後
hcl
resource "aws_elasticache_cluster" "example" {
cluster_id = "cluster-example"
engine = "redis"
node_type = "cache.m4.large"
num_cache_nodes = 1
port = 11211
}
変更後は Redis OSS を使い、このリソースで必要なノード数 1 を指定します。エンジン名の変更だけでデータ移行、レプリケーション、すべての保護要件が満たされるわけではありません。