説明
Alpha クラスターは Kubernetes の実験的な機能を試すための環境であり、GKE SLA は適用されません。アップグレードとセキュリティ更新に対応せず、30 日後に自動削除されるため、安定稼働が必要な本番ワークロードには使用できません。
想定される影響
- 実験的な機能の変更や削除により、ワークロードが予期せず停止する場合があります。
- セキュリティ修正が提供されず、クラスターの自動削除でサービス停止やデータ損失が生じる場合があります。
対処方法
- 新しい本番クラスターは
enable_kubernetes_alpha = falseで構成してください。既存 Alpha クラスターの本番ワークロードは、サポート対象の通常クラスターへ移行してください。 - Alpha 機能は本番から分離した短期間のクラスターで検証し、期限前に必要なデータを保存してください。ノードの自動更新と自動修復の無効化など、Alpha 作成要件も確認してください。
例
新しいクラスターでの機能選択を示す抜粋です。Alpha の作成には別途ノード管理の要件があり、値を false に変えるだけで既存 Alpha クラスターが通常クラスターへ変わるわけではありません。
変更前
hcl
resource "google_container_cluster" "example" {
name = "example-cluster"
location = "asia-northeast3"
enable_kubernetes_alpha = true
}
変更後
hcl
resource "google_container_cluster" "example" {
name = "example-cluster"
location = "asia-northeast3"
enable_kubernetes_alpha = false
}
補足:
- 変更前: SLA とアップグレードのサポートがない実験用 Alpha クラスターを選択します。
- 変更後: Alpha 機能を使わない通常クラスターを選択します。他の機能や運用上のセキュリティ設定は別途確認が必要です。