説明
EC2 の基本モニタリングは、ほとんどのメトリクスを5分単位で提供します。詳細モニタリングがないと短時間の負荷変動を分析しにくくなりますが、監視自体が停止するわけではありません。ステータスチェックのメトリクスは基本モニタリングでも1分単位で提供されます。
詳細モニタリングは、対応するインスタンスメトリクスを1分単位で提供し、追加料金がかかります。メモリ使用量やファイルシステムの空き容量など、別途収集が必要なメトリクスを自動的に追加するものではありません。
想定される影響
- 短時間の CPU やネットワーク負荷の変化を把握しにくくなり、障害対応が遅れる場合があります。
- 不要な詳細メトリクスの収集により費用が増える場合があります。
対処方法
ワークロードの対応時間と観測目的を確認し、1分単位のメトリクスが必要なら Monitoring を true にしてください。実際のメトリクス収集とアラームを確認してください。OS 内部のメトリクスが必要な場合は CloudWatch エージェントなどで別途収集し、費用も検討してください。
例
同じ EC2 インスタンスの設定抜粋です。AMI 識別子は、そのリージョンで利用できる実際のイメージに置き換えてください。
変更前
yaml
Resources:
MyEC2Instance:
Type: AWS::EC2::Instance
Properties:
ImageId: ami-12345678
InstanceType: t3.micro
Monitoring: false
基本モニタリングを使用します。すべてのメトリクス収集を無効にする設定ではありません。
変更後
yaml
Resources:
MyEC2Instance:
Type: AWS::EC2::Instance
Properties:
ImageId: ami-12345678
InstanceType: t3.micro
Monitoring: true
詳細モニタリングを有効にします。アラームと OS 内部のメトリクス収集は別途構成してください。