説明
EBS 最適化を有効にした EC2 インスタンスは、ストレージ I/O と一般のネットワーク通信の競合を減らし、EBS ボリュームの性能を安定させます。対応状況とデフォルトの有効化状態はインスタンスタイプによるため、ebsOptimized の省略だけでは無効と判断できません。
想定される影響
- ワークロードに必要な EBS 帯域幅が不足すると、応答時間の増加やスループットの低下につながる可能性があります。
- インスタンスとボリュームの両方の性能上限を考慮しないと、ボトルネックの原因を特定しにくくなります。
対処方法
インスタンスタイプの EBS 最適化への対応とデフォルトを確認してください。対応していて明示的な有効化が必要なタイプでは ebsOptimized: true を設定してください。非対応のタイプはコストと互換性を確認して適切なタイプに変更し、インスタンスとボリュームの実際の性能を測定してください。
例
インスタンスタイプと EBS 最適化設定を比較する抜粋です。AMI など他の必須設定は省略しています。t2.micro は EBS 最適化に対応せず、t3.large ではデフォルトで有効です。
変更前
yaml
name: aws-eks
runtime: yaml
resources:
example:
type: aws:ec2:Instance
properties:
instanceType: t2.micro
monitoring: true
ebsOptimized: false
変更後
yaml
name: aws-eks
runtime: yaml
resources:
example:
type: aws:ec2:Instance
properties:
instanceType: t3.large
monitoring: true
ebsOptimized: true
変更後はインスタンスタイプも t3.large に変更しています。非対応のタイプでフラグだけを変える対処ではありません。性能向上は実際のワークロードとボリューム構成で確認してください。